特殊車両申請

私が特殊車両申請許可をメインにしたのには、大きな理由があります。
それは、小学校時代からの友人が、杭打ち工事の仕事をしており、昨年、その会社の代表取締役社長に就任し、それと同時に私に連絡が入り、「行政書士に受かったって聞いたんだけど、うちの申請をやってくれないか?」と言われたことでした。
しかし、私はそれまで全くその分野に携わったことがなく、自分でできるか不安でいっぱいでした。そこで、彼の会社に行き、以前許可をとった申請を数件コピーして持ち帰り、試行錯誤をくりかえりながら手続きの練習をしてみました。ところが、思っていた以上に難しく一筋縄ではいかず、埼玉の申請本部に電話をして色々聞いてみたり、九段下の国土交通省の分室に行き、分からない点をPCを持参して、教えを乞うたりしました。
その甲斐もあり、何とかある程度は出来るようになり、本年の5月から本格的に申請業務に取り掛かるようになりました。しかし、現実に仕事をしてみると様々な場合があり、1件申請するのに3~4時間はかかっていました。それでも元請け様は少しでも早く業務を開始されたいと思い、依頼を受けたその日には申請をするようにしていました。
現在、半年を経過して、だいぶ慣れてきたようで、重セミだけでなく、ラフター等も申請するようになりました。また、国土交通事務所の方ともいろいろ相談するうちに私のことを認識していただけるようになったようです。
この申請業務はどうやったら早く許可が下りるかが、もう1つの求められる点です。
私は前職の経験を活かし、色々と試行錯誤をしつつ対応しています。
値段は細かい計算をせずに1件20,000円で行っています。
特に早くして欲しい等の要望がある場合は別途相談とすることとしています。
都内に現場がある方、ラフタークレーンを多数所有している会社の方、特車車両申請の人材をお探しの会社様等、条件等ご相談に応じていますので、何なりとご相談いただけますようお願い申し上げます。

特殊車両の初めの1歩


以上、特殊車両ハンドブックより抜粋。